登り窯、その後

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翌13日の朝8時。
登り窯の屋根から炎が吹き出しているのが見えます。

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温度計は1050度を指していました。
今回はここが上限。

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あと少し・・ できれば1200℃まで・・
という思いはあったようだけれど。
40年余の湿気を吸った窯で、
切りたての水分の多い赤松で、
1000℃を越せたのだから、結果は◎ということのようです。


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9時、燃えたままの窯の薪入れ口をレンガで埋めて酸素の入り口を断ち、
あとは自然に消火するのを待ちます。
ここでスタッフは解散。

結局夜通しつきあってくれた方が数名。
皆さん「楽しかったです!」と笑顔を残してお帰りになりました。
こちらこそ、「プロの仕事を見せていただきました!ありがとう!」




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そして、3日後の水曜アサ。
窯出しをするという檀上さんに声かけてもらって。
塞いだ耐火レンガとモルタルをはがしていきます。


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中には、ちんまりと試し焚き用の作品が。
kamakura山陶芸工房の生徒さん、Mさんの試作品だそうです。
が、「ああ、やっぱり焼けてない」と檀上さん。
1200℃までいかないと、ガラス状に固くはならないのだそうです。


素焼き、といわれる状態。
お茶碗として使えないわけじゃないけど、
手にしたら壊れそうな、あやうい感じです。
でも、ナチュラルに灰をかぶった質感はとてもステキ。
さらに温度があがっていれば、この灰が自然な模様となって器の表面に刻まれるはず。
これは、電気やガスの窯では得られない、薪窯ならではの味わいです。
美しいです。

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さて、5月から突如始まった、たからの庭登り窯再生プロジェクト。
今回の第一回火入れは、これにて幕。
ながながとおつきあいありがとうございました!


  「え?まだ赤松の薪が残ってる?」


・・・・・・
おそらく秋の入り口あたりに、もう一回おためし焚きがあるのではないでしょうか?

たぶん、登り窯再生プロジェクトは続きます。
そこに窯がある限り、
火を入れたいという作家さんはきっと集まって来るでしょう。

もし、このプロジェクトに参加したい、という方がいらっしゃいましたら、
たからの庭あてに、ご連絡ください。

皆さんのお力をどうぞお貸しください!!


◇ギャラリーてくてくの ういさんが、火入れの写真をアップしてくれました。
カッコいい、産業遺構の再生って感じなので、↓↓↓ぜひ見てください!

http://takaranoniwa.com/album/100612photos/index.html

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