シズカヲネガウ 寺島蓉溪 書道展

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10/8-9-10、秋の連休の三日間、
昨年同様に、書家・寺島蓉溪さんの個展が行われています。

細いからだで、とても力強い文字を描く蓉溪さん。
この屏風には「静希(シズカヲネガウ)」と記されています。

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こちらは、中国唐の時代の詩人・李賀の絶望的な心情を詠った詩。
ハートブレイクの表現として、
和紙をつぎはぎにしているのだそうです。

誰にも評価されないまま亡くなった李賀。
その思いがいま、蓉溪さんの体を借りてここに伝えられているという。
時も場所も越える作品の力というのはすごいと感服します。


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こちらの「シズカヲネガウ」というメッセージも、
今のわたしたちの心にとても響きました。

凛とした二文字に、
たからの庭の自然が美しく寄り添って、
ここからの景色がひとつの宇宙のように感じられました。


どうぞ、和室にあがってゆっくりご覧になってください。