浄智寺さんとのコラボ企画#2

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11/20(日)、湘南邸園文化祭参加企画として、
たからの庭の大家さんでもある浄智寺さんとのコラボ企画、
「法話『お経のこころ』&写経でお守りづくり」が開催されました。

第一部は、浄智寺さんの本堂でお経とお話の会です。
こちらのご本尊は、過去、現在、未来をあらわす三世仏。
釈迦如来様、阿弥陀如来様、弥勒如来様が並ぶめずらしいお堂です。
通常は扉の向こうから拝観するのみですが、
今回は特別!間近で拝顔する貴重な機会をいただきました。

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浄智寺のご住職、朝比奈恵温先生。
臨済宗という禅宗の厳しい修行をされてきた方ですが、
とても柔和なお顔です(奈良のせんとくんにクリソツ!)

恵温先生のお経は本当にいいんです。
まして、今回のようにお堂の中で拝聴すると
オペラを聴いているみたいな心地よさに酔いしれました!
ボランティアガイドをされているという参加者さんが、
「いろんな方のお経を聴いて来たけれど、今日の浄智寺さんのがベスト1だね」
と言って下さったので、私たちも嬉しい!


恵温先生に、たからの庭のお話もしていただきました。
あの敷地も、鎌倉〜室町時代はおそらく修行の場につかわれていたのでしょう。
当時は自分がダメだと思い込んで命を絶つ修行僧もいたらしい、とのこと。
先日もNHKの「美の壺」を観ていたら、
鎌倉の寺院の庭にある鎌倉石の崖は、修行の一環で掘られたもので
あの崖の高さが信心の深さに比例すると言われていたと説明がありました。
たからの庭をぐるりと囲む鎌倉石の壁。
ひとつひとつの刻み跡に、かつての修行僧の思いが籠っているかと思うと、
ありがたくて身が引きしまる思いです。


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第二部はたからの庭に移って、「写経でお守りづくり」です。
みなさんに、般若心経の中のお好きな一節を選んで
筆と墨で紙に書いていただきます。


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もくもくと筆を動かしていらっしゃいますね。
自然と背筋が伸びるような、いい緊張感があります。


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指導にあたったのは、現代書家の萌先生。
北鎌倉に生まれ育った萌さんは、
書家となった今、般若心経をメインのテーマとして作品にしています。
一節一節の言葉の意味はありますが、
「インスピレーションでお好きな言葉を選んでもいいですよ」とアドバイス。


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「空」の一文字を選ばれた方。
有名な「色即是空」や「空即是色」を書かれた方。
「無老死尽」や「薩婆訶(そわか)」の方もいらっしゃいました。

今日の参加者さんはとてもおだやかでにこやかで、
この体験をありがたがってくださったので、私たちもありがたくて。
なんだかお別れしがたいような不思議な感覚でした。
これもお経がつないでくれたご縁なんでしょうか。


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みなさんが書かれた紙は二つ折りにして、お守り袋の中に。
世界でたったひとつのお守り。
どうぞ、みなさんを守って下さいね。