12.23のみちくさ部は、クリスマスな植物特集!

みちくさ部長 清右衛門です。

「クリスマスおめでとうございます」
と、スタートした12月のみちくさ部!

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例えば、ケーキやおいしいお料理を囲んで、楽しいパーティーというときに、
クリスマスってなんであるんだろう? という疑問に答えられたら、
ちょっとだけ自慢ですよね。
そこで、もっと深くクリスマスを楽しむために、
クリスマスな植物特集でお送りしました!

まずは、和室でおくつろぎいただきながら、
スライドショーから。

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モミ、ヒイラギ、ヤドリギ、ポインセチアと、
クリスマスに縁の深い植物についてたっぷりとお話ししました。
この日はおかげさまで満席だったので、座敷童のように
ちっちゃくなってiPad操作しているのが部長です...
(※実はこういう狭いところ大好き)

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クリスマスと植物。モミの木をはじめとして切っても切れない関係です。
ところが、この日が誕生日のはずのキリストが生まれたイスラエルには
モミはぜんぜんない...というところからスタート。

実はヨーロッパにキリスト教が入ったときに、冬至を祝う祭りと
融合したために「モミ、ヒイラギ、ヤドリギ」を飾るクリスマスが誕生しました。
一年でもっとも夜が長く、日本よりもさらに厳しいヨーロッパの冬至。
そんななかでも青々とした葉を茂らせるモミなどは、生命力の象徴です。
そして、この時期を過ぎさえすれば、もうあとは春が訪れるばかり。
クリスマスは、春のはじまる日でもあるのです。

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という、熱弁をふるって、冷蔵庫のように寒い庭へ!
講義が多いぶん、短めでしたがぎゅっと凝縮して、
「春のはじまる日」を楽しみにいきます。

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と、いきなり変なかっこうしていますが、
小さい草を見るときはこれくらいしちゃいますという実演をしてみました。
平常通りです。

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まずは、母屋裏手の崖に出て、フィリピン海プレートの衝突で
鎌倉を擁する三浦半島が盛り上がり続けている話と、
それによってできた崖に自生するケイワタバコの話。
崖のあっちとこっちで植生が違います!

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「イワタバコ食べられます!」と申し上げたら、
「部長食べてみて!」と、
春に備えて折り畳まれているケイワタバコの冬芽をぱくり。
...苦い。胃によさそうです。

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続いて中国から渡ってきたヒガンバナの話。
大伴家持といっしょに旅したかも、という壮大な物語。

最後に、春に備えて萌え出ている草どもを見ながら、
開拓部が汗水たらして開拓した、世界一の椿のもとへ。

いつここへ来ても、みなさん僕の話を急に聞かなくなって、
世界一の椿に夢中になります(笑)悔しいけど、敵わない。

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体中の熱が半分くらいに減って、なるほど冬の底で
春のはじまりだ!と身体で実感(?)したところで、
母屋に戻ります。

お待ちかねの手毬さんのプチ和菓子は、プチじゃないサイズ!!!

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...どーーーーん!
素敵なケーキに部屋は一気に熱気に包まれました。

全体のデザインはもとより、このディテール!
和菓子でリースが再現されている!!!
(お皿は陶芸部・檀上さんの作品。見事に和菓子を引き立てています)

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食べるのがもったいないとよくいいますが、その言葉はこのケーキのために
あるようなものです。
もちろん、お味もばっちり。おいしくおいしくいただきました。

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華やかなクリスマスもいいけれど、じっくり本来の意味も考えながら
過ごすクリスマスも、なかなかいいものです。


次回みちくさ部は、1月13日(日)です。
お正月&七草にまつわる植物のお話とほころびだす春を探しに、ぜひ。