1.13のみちくさ部は、お正月と七草の植物学

みちくさ部長 清右衛門です。

ひさびさにきちんと寒くなって
冬らしい冬の年末年始。年も改まって、2013年、
新たな気持ちでみちくさ部活動していきます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

13011301.jpg

さて、1月のテーマは「お正月と七草の植物」です。
日本の年中行事の中でも、とくに関わる植物が多いお正月。
そして、みちくさ部のためにあるような(?)行事、七草。
どちらも日本人と植物のいい関係を知る絶好の題材です。

まずはお正月飾りのお話。
年明け早々、鎌倉じゅうに出没してお正月飾りの
写真を激写していた怪しい人物はワタシです...


13011302.jpg

改めて、お正月の飾りを見ると
おうちごとに違うことに驚かされます。


13011303.jpg

あとは、一つ一つの植物についてうんちくを。
ダイダイは「代々続く」
ウラジロは「後ろ暗いところがない」...などなど
縁起を担ぎながら、かつデザインも優れた注連縄飾り
気をつけて見始めると、はまりますよ!

つづいて、七草粥について。
新春の生命力あふれる若菜を摘んで、
身体から悪いものを追い出します。

いまではお店で売っていますが、
やはりここは本式に自分で採集して作るべしと
1月7日にまじめに採集にでかけた部長の珍道中を
中心にお話ししました。


13011304.jpg

こんな感じで田んぼに落ちそうになったり、
食べたあとお腹こわしたりいろいろありましたが...

ご覧の通り、がつんと野生の味がするおかゆになりました。

13011305.jpg


そして、実際に探してみた結果、七草のうち、
ゴギョウ(ハハコグサ)、ナズナは日当たりのいい畑でないと
生育できないので、たからの庭には生えないことがわかりました。

これを踏まえて、実際に庭のなかをみちくさ!

13011306.jpg


たからの庭にある七草は、
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」
のうち、「せり」と「はこべら」だけです。

でも、ちょっと条件をゆるくして、近い仲間だったら...
「ほとけのざ」(コオニタビラコ)によく似たオニタビラコと、
「すずしろ」(ダイコン)に近いショカツサイが生えています。

4つ揃うだけでも大健闘。そしていつものように

鎌倉の地形のお話をして、

13011307.jpg


食べる...

13011308.jpg


食べる...

13011309.jpg

しみじみと味わった新春の草。
ハコベだけはちょっと癖があるけど、
どれも濃くて豊かな味わいがしました。

たっぷり歩いたあとに、今日のお菓子。
今月から、チームカワモの末さんの洋菓子になりました。
今日は「柑橘三昧のキャラメリーゼマフィン」です。

13011310.jpg

お正月飾りにちなんだ柑橘づくし(オレンジ、ブンタン、ユズ、レモン)に
クリームチーズとキャラメリーゼがアクセントに。
甘すぎず、さっぱり!!!

寒い日が続きますが、温かなマフィンの色合いと
みなさんの温かな雰囲気で、ちょっとだけ春が近づきました!

次回みちくさ部は、2月10日(日)です。
立春&バレンタインにまつわる植物のお話と動き出した春を探しに、ぜひ。
http://takaranoniwa.com/program/workshop/post-17.html