まずは、全員で瞑想から。
この気持ちを落ち着ける感じ、いいですね。
唐木先生が、全体の流れを説明してくださいます。
黄檗賣茶流は立礼(りゅうれい)と言って、椅子席で行うお手前。
正座が苦手で茶道ができないという方でも大丈夫。
今日は、入門したという、かほり紫の紫さんがお手伝いに来ていました。
初手前三法はワークショップスタイルですが、
お茶の量やお湯の温度まできっちり教えてくださいます。
ここで体験したことを覚えれば、ご自宅でもおいしいお茶を淹れることができます。
啜り茶は、玉露と煎茶をまぜて使います。
お茶の葉を傷つけないように、といった気遣いにもハッとさせられました。
こちらのお茶碗や茶托は、
この煎茶ワークショップのために作られたもの。
フタに吸い口が開いていて、そこからお茶を啜ります。
みなさん、姿勢がとってもいいですね。
指を揃えて、肘の角度でも美しさが違ってきます。
こんな風に、意識して背筋をのばすこと、
たまには必要だなと感じました。
啜り茶は、玉露の香りやうまみを味わえて、
同時にノドもたっぷり潤すことができます。
これ、お客様にお出ししたら、ビックリされるでしょうね。
ぜひ覚えておきたいです。
二杯目をいただく時に、お菓子登場!
もちろん手毬さんの椿もちです。
「初手前三法」啜り茶は2月で終了し、
3月4月は玉露、5〜7月は冷煎になります。
この3種をマスターすると、
黄檗賣茶流の「茶司」というお免状をいただけるのだそうですよ。
煎茶の体験、されてみたらいかがでしょうか。