4.14のみちくさ部は、しっとりとスミレづくし

みちくさ部長・清右衛門です。
いよいよ、春本番! 温かな日射しに、みずみずしい新緑で
たからの庭はきらきらと光る宝石のようです。

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季節が2週間ほど前倒しになってしまって、スミレ特集がちょっと
花を追いかけ気味なのですが、いくつかスミレが見られるかな...

そしてこの日は男性参加率が過去最高で、半数が男性。
些細なことのようですが、
比較的少数派であるのは否めないところ...
男性にもみちくさを愛でる習慣が増えてほしいので、とても嬉しいのでした!
世の男性諸氏、これからも堂々とみちくさを食いましょう~

ところで、部長は、なぜかジャケット。
かの牧野富太郎博士は植物採集の際は盛装して山に入ったというのと、
ジャケットについてるフラワーホールの実演、なのです。
けっこう、ぽろりと落ちてしまう...紳士も楽じゃありません。

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さて、さっそく駐車場に下りて、今が見ごろのニリンソウ。
山菜として食用になりますが、トリカブトと取り違えると事故につながります。
トリカブトととの見分け方をじっくりと。

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源氏山ハイキングコースの入口に少し上がると、
本日の主役のひとつ、ニョイスミレがかそけき花を咲かせています。
よく見かけるタチツボスミレのほぼ半分! 小さいけれどもきりりと
引き締まった模様がかっこいいスミレです。

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アプローチの斜面ではシャガが花盛り!
実は種ができないシャガは地下茎で増えます。
そのためこの一帯のシャガはおそらくみんなクローン!!!
人間で言うとSFの世界になってしまうクローンですが、
植物の場合は自然界でクローンがけっこうあります。

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庭に戻ると第2のスミレ! 白くて、真ん中が少し緑がかっています。
こちらはヨーロッパのスミレ。
ビオラ・ソロリア'スノープリンセス'という園芸品種です。

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なんとなくクローン話で盛り上がってしまい、ついでにユキノシタの走出枝の話もします。
ひょろりと伸びた走出枝の先端に小苗がついて、どんどん増えます。
だからはびこるのです...

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こちらも花盛りのツルカノコソウもユキノシタ同様、走出枝で増えます。
小さな白い花と淡い茶色の蕾の取り合わせがかわいらしい!
「鹿の子」もこの色に由来します。

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坂を上れば今年もにょきにょきとウラシマソウが咲いています。
成長すると雄花から雌花に性転換する話は、何度お話してもびっくりしていただけるので、
みちくさ部鉄板ネタです。ありがとう...ウラシマソウ。変わった特徴を持っててくれて...
例え小学生にも、人生の悲哀(?)を伝えることができます。
自然にはそんな寓話がたくさんあります。

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さて、和室に戻ったら実物は二つだけだったけど、
スミレ特集!なんと60枚近いスミレのスライドをお見せして、
もう、しばらくスミレは見たくない!と音を上げさせてやる~と
意気込んでいた部長でしたが(どうなんだそれ)、可憐なスミレに皆さん、
酔いしれてくださったようで、たいへんよかったです。

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その中から変わり種のナガハシスミレの写真を。新潟で一昨日撮ったばかり!
花の後頭部にあたる「距」がとても長いのが特徴です。

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そして、本日の末さん特製プチお菓子は
「豆乳おかんの苺蜜がけ」。ぐっと春らしくなって、イチゴの酸味が効いていました。
甘くないのが◎

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さて、次回のみちくさ部は5月25日(土)!早くも初夏の装いで、白い花の特集をします。
http://takaranoniwa.com/program/workshop/post-17.html

同25日午前中は華道家・芳野敬子さんと、いけばなコラボ「山いけばな」もあります。
http://keiko-ikebana.com/eventnews/index.html#event

さらに、5月26日(日)には、なんと俳句とのコラボ!
みちくさをしつつ、俳人・小助川雅人さんの指導で俳句を詠みます。
http://www.takaranokama.com/pg135.html

5月のみちくさはいろんな楽しみがたくさん。ご参加お待ちしております!