入江亮子さんの精進料理教室、2回目です。
今が旬の素材を使っておいしいご飯を作っていただく会。
空豆、タケノコ、ワカメに、板ずりしているのはフキ。
どれも春を感じます。
春のタケノコとワカメのように季節が同じで相性がよいものを「出会いもの」と言うんですね。
亮さん、今日も飛ばします。
「ここでお教えするお料理はすぐにご自宅でも作れるものですよ〜」
ご飯と吸い口(お汁)と、3品が毎回のメニューです。
これを1時間ちょっとで完成させます。
これは荏胡麻(エゴマ)。
炒ったものを鉢ですると、香ばしいかおりがぶ〜ん♡
こちらでは水煮のタケノコを「霜降り」中。
さっと火を通す事を、霜降りっていうんですね。
たたきみたいに周囲だけに火が入っている様子を、地表を覆う霜にひっかけた言葉遣い。
昔の人ってなんて風流なんでしょう。
今日の「麩」は粟麩です。
キレイな黄色に焼き目がついて美味しそう!
ごはんはもちろん羽釜焚き。
強火→中火→弱火と、火加減は耳と目と鼻で推し量るのだそう。
個人的に、今日一番のヒットだった天豆の甘煮。
すごーく簡単なくせに、和菓子みたいにおいしい。
グリーンが美しいのも春らしくていいですね。
途中、テレビの取材カメラがINしてきたりもしましたが(お騒がせしました)、
無事、5品が完成しましたー!!
本日のメニュー。
タケノコと粟麩の梅煮。天豆の甘煮。新じゃがのエゴマ和え。
蕗ご飯に、豆腐と三つ葉のすまし汁。
確かに簡単だけど、お客様にも出せる小ワザが効いたものばかり。
お肉や油物がなくっても充分な満足感です。
最後はおいしいお薄で、お干菓子をいただきました。
今日もごちそうさま。
めずらしいゆずの蕾とお花も見せていただきました。
まだまだ知らないことがいっぱい。毎回毎回、へええーの連続です。
来月のメニューが今から楽しみ♪