お月見のしつらい講座

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今年の旧暦8月15日は、9月19日です。
この日は、中秋の名月として、全国的にお月様を眺める「十五夜」。
秋の真ん中の1ヶ月の、さらに真ん中の15番目の月を愛でるという、
旧暦ならではのイベントです。
たからの庭では一足先に、
9月15日に和ごころ伝承協会さんの「お月見のしつらい講座」を開催しました。

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しつらいは、和室の月見障子の前に作っていただきました。
神様が降りてくる「依り代」としてのススキ。
そして三方に15個重ねたお団子。
(ココだけの話、三方のカタチの意味を始めて知りました!)


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お月さまから見て左手に、収穫物の盛り物を置きます。
この時期に収穫を迎える「サトイモ」を飾ります。
十五夜が「芋名月」といわれるのも、
かつてサトイモが主食だった時代の名残なのだとか。
ぶどう、インゲン、ヘチマといった蔓ものを飾るのも特徴なのだそうです。


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神様と人をつなぐ場所、床の間には
「月とウサギ」を描いたステキなお盆が飾られていました。


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実は、台風18号の前哨戦で、朝方は大荒れのお天気。
午後は天候が回復すると言う天気予報を信じて準備をしてくださったものの、
果たしてお客様が来てくださるのかドキドキでしたが、
キャンセルされたのはごく一部の方だけでした。


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若いお嬢様たちは、
和ごころ伝承協会の縁さんの説明に、
ひとつひとつ「へええー」と聞き入ってくださいました。
雨合羽と長靴スタイルで埼玉からはるばる来てくださった男性もいらして、
和ごころさん一同、大感激されていました。


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3時〜の会は、幅広い年齢層で。
最年少は幼稚園のりんちゃん。
月とウサギをめぐる悲しいストーリーに身を乗り出して聞いています。


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りんちゃんは、かわい先生の星の講座の常連さん。
お月見のしつらいの前で「はい、ポーズ!」
こういう写真、今では滅多に撮れないですね。
しつらい講座は大学生まで1000円と半額になっていますので
ぜひ、ご家族で和の心にふれていただきたいです。


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お抹茶は、お茶の先生である横山さんが淹れてくださいました。
カワイイお茶碗は、お月さまとウサギ。
まんまるのお月見団子は、甘辛いみつでいただきます。
ボリュームたっぷり。嬉しい!


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お抹茶とお月見だんごをいただきながらしばし歓談。
一時はどうなることかと思いましたが、
みなさんに喜んでいただけて、頑張って開催して本当に良かったです。


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最後に、スタッフと参加者さんで記念撮影パチリ!
日本人ならではの、感謝する心、もてなす心。
この講座に参加するたびに気づかされ、背筋が伸びる思いをします。
前日には、BS朝日の番組>>『エコの作法』でとってもステキに取り上げていただきましたが(スタッフさんに大感謝!)、
和ごころさんやたからの庭のこういう活動をもっとたくさんの方に知っていただき、
忙しい現代人が日本人の心を取り戻すひと時を提供できればと願います。


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残念ながら、台風の影響が心配されたため
夜の部「月と暦と日本酒の会」は中止になってしまいました。
和ごころの横山さんにせっかく作っていただいたお料理なので、
急きょ集まれる庭スタッフで「直会(なおらい)?」ならぬ懇親の会。
すごく美味しかったです!
みなさんにお出しできなくって、本当に残念でした。

次は11月17日に、「七五三と神無月」をテーマに
しつらいと暦の会を予定しています。
ぜひぜひご参加下さいね!