旧暦で日本のしつらいを知る「桃の節句」

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3月29日、和ごころ伝承協会の「旧暦でしつらいを知る」講座がありました。
テーマは、桃の節句。
今年は旧暦の3月3日は4/2金です。
ちょっぴり早い「おひな祭り」です。

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本来は山桃の花の盛りの時期に行われていた桃の節句ですが、
いまは新暦の3/3を過ぎるとお花屋さんの店頭から桃の花が消えてしまいます。
今日はたまたま桃の枝が手に入ったんですよ〜♪
と嬉しそうな、和ごころ伝承協会の縁さん。


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しつらいの中心は、もちろん床の間のおひな様。
昔は、紙や皮で作った人形(ひとがた)でカラダを撫で、
自分の厄を移して川や海に流す習慣が各地にありました。
今回は、その風習をひなあられを使ってしつらえています。


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川は流れて海へ。。
ここでは、和室の外につながる庭へと流れて行きます。
おりしも外は春爛漫。
おだやかな光に山が包まれ、ホーホケキョ♪とうぐいすの声もかわいらしい。
かつてのおひな祭りは、この春の到来の時期にあわせて行われていたんだなあ・・
ということが実感できて、じんわりあったかい気持ちになりました。


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窓際には、「曲水の宴」をイメージしたしつらいです。
流れてくる盃が通り過ぎないうちに詩歌を読むという風流なあそび。
縁さん自ら描いたというトールペイントには、
小野小町と在原業平というお雛様のモデルになった美男美女。


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お話もしつらいもたっぷり堪能したところで、
手毬さんの和菓子、「桃」の登場。
なんてかわいいんでしょう♡
「桃」には「ももとせ(百歳)」という意味も重ねられているんですね。


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最後、お雛様のお茶碗で薄茶をいただきました。
おだやかな良い時間。
ご馳走様でした!


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おわってから、あんまり山の空気が気持ちよいので
みなさんで縁側でほっこりタイム。
立ち去りがたく、敷地の草花をご案内してまわったりして、のんびりとくつろいで過ごしました。


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特別サービスで、和ごころ伝承協会の鷲田さんと縁さんのツーショット。
満開のシデコブシの下、
春の陽に包まれると、いくつになっても乙女になっちゃいますね。

次回は、5/31土曜、端午の節句です。
男子も女子も、遊びに来て下さいね。
http://takaranoniwa.com/program/workshop/wagokoro.html