9.20みちくさ部は、ちくちくアザミ特集!

みちくさ部長・清右衛門です。

あんなに暑かったのに、すっかり秋ですね。
鎌倉も秋雨がしとしとと降る日々が続いています。
季節は、白露。朝晩の冷え込みで露が降りるころです。

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そんな時期に咲き始めるのがアザミの仲間です。
浄智寺谷戸にいくつかあるアザミに敬意を表して、今回は
アザミ特集です。

トゲが多くって、文字通り取っ付きにくいアザミですが、
よーーーく見てみるととてもチャーミングです。

しかも虫にも好かれて、しょっちゅう蜂や、アブや、
セセリチョウなんかが訪れては蜜を吸っています。
今回はまず、山を下りてアザミをとくと観察する所からスタート!
生憎、時折小雨がふる空模様ですが、みちくさ中は降られず。
みなさんの日ごろの行いがよいせいですね。きっと!


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浄智寺谷戸にあるのはタイアザミという種類で、
名前の由来は、「ぃッタイ!アザミ」という、
嘘のようなほんとのような話です。

さっそく掴んでみましたが、確かに痛いのですが、
このところ何回かやっているので、
「部長のリアクションが痛い」と言われてしまいました...とほほ

アザミの雄しべは、虫が障るとにゅうううっと上にずれて花粉が
弾け出す仕組みになっています。花の仕組みはどれも精巧ですね。

ついでに、アザミの周りの草たちを物色しながら庭に戻ります。

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チヂミザサ。ルーペで見るとより可愛さが際立ちます。


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ヨメナは庭より谷戸のほうが早く咲いていました。
やっぱり日当たりがいいからですね。
秋のたからの庭の定番です。


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腹痛の特効薬、ゲンノショウコは曇のせいか、閉じていました。
売り上げ(虫が来ること)ない時は店じまいする。
花はとても合理的です。

そして、なんといっても今日のいちばん人気は、この人。
ヒメクグちゃんです。
水田雑草としてはごく普通の種類ですが、
田んぼのほとんどない鎌倉では、ひっそりとはじっこに生えている
まさに、日陰者の存在。そして今日はアザミ特集...


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ところが、ルーペで見てみるとその可愛さにみんな虜に!
かつてあるみちくさ部員さんは、盆栽にして飾っていたほどですから、
その潜在的カワイイ力(?)侮れないものがあります。

チアガールのポンポンみたいに見えるのは、花の集合体です。
虫に花粉の媒介を頼らないので、地味ですが、
とても整った形をしています。

さあ、庭に戻りつつ、まだまだ花盛りのタマアジサイを観察。

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1つだけ蕾がありましたが、これが今年の最後になるのかな??
(とは、写真を提供くださったKeikoさんの言葉)
はじまりがあって終わりがある。
飽きることなく続ける植物に、つくづく畏敬の念を抱かずにはいられません。

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庭に戻ったら、ふんわりといい香り。
そう、気功の典子先生がいちはやく発見したキンモクセイの香りです。
たからの庭のキンモクセイは控えめですが、
巷では、芳しい香りと、金色の絨毯が現れます。
秋本番という感じがしますね。

もう1つ輝いていたのは、シュウカイドウのピンクでした。
水気の多いたからの庭ならではの艶やかな姿に、
みなさんしばし、撮影会! 

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たっぷり観察をしていたら、待っていてくれたかのように
ぽつぽつと雨が降り始めました。
思いのほか寒いのもあり、温かいお茶を淹れて一休みです。

今回のスエさんのおやつは、アザミの紫にちなんで、
紫芋のスコーン。胡麻と紫芋の風味がさくさくとおいしい一品。
お隣に、今小路店開店記念に北鎌倉燻煙工房のスモークチーズを添えて!

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お菓子を食べながら、日本やヨーロッパのいろんなアザミをお勉強。
巨大なお花のフジアザミに一同びっくり! 拳くらいあります。
奇しくも、話題のスコットランドの王室のシンボルがアザミだったりもして、
トゲトゲのアザミになんだか愛着がわいたのではないかと思います!

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さて、次回のみちくさ部は、10/19(日)
「ホトトギス。一筋縄ではいかない花を愛でる秋」と題して、
不思議な不思議な花、ホトトギスを特集します!
http://takaranoniwa.com/program/workshop/michikusa.html

今回の写真は、みちくさ部員、
Keikoさんとおけいさんに提供していただきました!多謝!