4.25 みちくさ部は、「穀雨」のあとのニョキニョキ

みちくさ部長・清右衛門です。
全盛期ほどではありませんが、シャガはまだまだ見ごろ。
よく見ると、派手な色使いなのですが地の色がほとんどなので、
派手さは感じさせません。野生の花はほんとうにおしゃれ上級者です。

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二十四節気では「穀雨」に入ったところ。
七十二候は「葭始生(あしはじめてしょうず)」ですから、
あたたかな春の雨を受けて、植物が猛烈に伸びはじめる季節です。
この日はそれを味わいにでかけます!

まずは、庭を出て駐車場の方に。
足元にはハルジオン、ショカツサイ、オオイヌノフグリ、
カントウタンポポ、トウバナなどの春の花が満載です。
狭い範囲にいろんな花がひしめきあっている様は
春ならではですね。
そしてこの季節と言えば、ショカツサイの試食です。
こんな鮮やかな紫なのに...食べると大根のようなぴりっとした味と
甘みがあってなかなかおいしく、サラダにぴったりです。

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ちょっと終わりかけでしたが、ニリンソウも見ることができました。
二輪という名前ですが、実際は時間差で咲くので、
二輪同時に見られないこともあります。

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鮮やかな緑はコクサギの葉っぱです。
ちょっとちぎるだけでぷんと独特の匂いが漂います。
「クサイ」と言われる植物の常で、意外と好きな人もいたりします。
今回は好きだという方のほうが多数派でした。
空かしてみると、精油の詰まった油点が星のように見えます。

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駐車場の生垣のタチカンツバキもぐんぐんと若葉を伸ばしていました。
この時期に、今年の分の伸長を終えます。

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つづいてちょっと足を伸ばして源氏山ハイキングコースの入口まで。
明るい光が緑の中を透過してほんとうに美しい色です。

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ここではニョイスミレが花ざかり!
スミレの花はなんとなく顔みたいなので、小人が
叢で息をひそめているようなかわいらしさがあります。
マルバウツギはまだ蕾でした。

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たからの庭に戻ると、鮮やかな落ち葉があって
ご質問をいただきました。これはテイカカズラの落ち葉です。
常緑のつる性樹木ですが、秋に葉を落とす落葉樹と違って
春に落とすことが多いようです。
なんとも鮮やかな落ち葉は思わず集めたくなります。

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草むらには、ムラサキケマンが実になっていました。
触るぱちっと弾けるので思わず夢中で触ってしまいます。
種には、「甘いお土産」がついていて、アリがお土産目当てに
種を運んでくれます。

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歩き疲れてお腹が空いたところで、
いつものように、スエさんのおやつです。
あまりに気持ちがよいので、外でいただきます!

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この日は、新緑にぴったりな抹茶プリン(ショカツサイ添え)です。
気温もぐんぐん上がって暑いほどなので、ひんやり美味しい一皿に
みなさん大満足です。
飲み物も、春らしいタンポポコーヒーにしてみました。

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木々が芽吹き出して、錦と煙る早春もよいですが、
春真っ盛りの新緑はなんといっても宝石にも負けない美しさです。
次回、5月17日(日)はさらに緑濃くなったたからの庭で、
さまざまな植物の不思議に迫ります。どうぞお越し下さい。
http://takaranoniwa.com/program/workshop/michikusa.html

※今回の写真の一部は、みちくさ部員吉田秀道さんにご提供いただきました!多謝!