10.25みちくさ部は、凛と咲く青い花々

みちくさ部長・清右衛門です。
爽やかな秋晴れ! 
たからの庭では、ワイン片手にのんびり過ごされるお客さまもちらほら。
みちくさ日和です。

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今日ははじめてのお客さまが多かったので、たからの庭の歴史からお話を。
(いつもしてるけど、しっかりめに)
このごろよく話すのは北鎌倉の意味です。鎌倉の玄関口にこれだけの
巨刹が密集してるのは、信仰のためだけじゃないのではないか??
もっと経済や軍事の面でも意味があったのかもと、想像しています。
あくまでも、僕は歴史の専門家ではないので、想像と申し上げながらそんな話をしています。

さて、まずは坂をずうっとくだり、タイアザミに会いに行きます。
青いというよりは、紅紫色の花は鎌倉の秋の風景の一つです。

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アザミの花は機械じかけ、ハチが歩くと
花粉が飛び出して彼らの足にまとわりつきます。


坂の道すがらには、サザンカが咲き始めていました。
サザンカというものは有名ですが、案外香りははじめてという方が多いので、
毎回、嗅いでもらいます。なかなかパンチの効いた香りです。
咲き始めは、またしっとりとして、いいですね!

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車の少ない浄智寺谷戸、のんびりおしゃべりしながら引き返していきます。
ずっと僕が喋るのもよいですが、
こんな時間も楽しんでいただけたら嬉しいです。

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たからの庭に戻りがてら、小さな植物をいろいろ観察します。
シダの芽生え、コンテリクラマゴケ、お茶の花...
ルーペで見ているのはチヂミザサの実です。
実に地味です!

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けれども、ただの実ではありません。
粘着してズボンのすそにくっつく厄介者です。

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この実、子供の頃から靴下につけたまま小学校に通うはめになり、
非常に恨みがこもっております。
べとべとに、なるからです...
とはいえ、花は案外かわいらしい白い花火のようなのです。


山を登っていくと、一角がなにか凛とした佇まいで場の空気を引き締めています。
そう、ヤマトリカブトです。
写真で見るよりも、肉眼で見る方がより輝いています。
それほど饒舌ではありません。
けれども、黙っていても、何か訴えかけるもののある色です。

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近くで見てみると、複雑に見えて真ん中に雄しべ雌しべが集まっていて
やはりこれは花だと分かります。この時は見られませんでしたが、
ハナバチ類が盛んに潜り込んで蜜を集めていきます。

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さらに登れば、サラシナショウマが白いブラシのような花を咲かせています。
これもハチの大好物。香りを試すと、強い甘い香りが鼻孔をくすぐります。

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日がかげると、そこは秋です。すこしずつ肌寒くなってきます。
今日のおやつは、身体が温まる生姜入りなのが嬉しいおさつケーキでした。
甘さ控え目のサツマイモに、生姜の香りがぴったりです。

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ところで、この日は読売新聞から記者さんがいらしていました。
首都圏でのエコツリーズムについての取材でした。
みちくさ後のおやつタイムは、
急遽なごやかにインタビューの時間となりました!

もちろん新聞の取材ははじめてなので、
僕もみなさんもちょっと緊張しましたね...
お時間をいただいてありがとうございました。

記事は11月2日付けこのように掲載され、みちくさを味見するくだりなど、
いきいきとした文章で表現されていました。

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光の美しいこの日、紅葉はまだですが
ふと見上げると木漏れ日が輝いていました。
ますます美しさの増す、秋の来た鎌倉にまたぜひお越し下さい!

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次回11/15(日)は、「小雪に、サザンカ乱れ咲く」と題して、
見ごろのサザンカを特集します!
http://takaranoniwa.com/program/workshop/michikusa.html