5.22みちくさ部は、小満。ユキノシタ舞い踊る。

みちくさ部長・清右衛門です。
季節は小満。青葉は展開し終わり、初々しさもひと段落。
いよいよ、がっしりとした葉になって夏を迎え撃とうという一息前です。

みちくさ部はユズの花香ると銘打ったのですが、
ことしの開花はびっくりするくらい早く、ユズは時間切れ...
代わりに主役を張ったのは小さな初夏の花々でした。

まずは、ゲッケイジュの周りにさまざまな草が生える島から。
ちょうど10人くらいで囲むのにぴったりなので、重宝しています。
ローリエが採れますし。

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足元には、オオバコ。どこが?って感じですが、まさに花ざかり。
ふわふわ出た雄しべだけが辛うじて咲いてるようすを教えてくれます。
種が粘つくので、動物の足裏や人間の靴底にくっついて拡大します。

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もうひとつへんてこな花は、カラスビシャク。
カラスというか、タンチョウヅルみたいな不思議な形は
ミズバショウにも近いサトイモ科。
カラスの使う柄杓という意味で、カラスビシャクです。

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なんだか地味な花ばかりのようですが、
そんなことはございます。
この時期は、春の華やかさはどこへやら。すっかり花はひと段落して
こうした地味な花ばかり... でも、ついつい眺めていると
これはこれで捨てがたいえも言われぬ魅力があります。

で、やおらみなさんしゃがみ込んでいますが...

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これは、チドメグサの花を見ているのです。
まるでコンペイトウのようなかわいい花は、小型のハエがやってきて
蜜を吸っています。

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庭のそこここでは、ユキノシタが満開です。
雪の下でも緑だからとか、雪のように白い「舌」みたいな花びらだから、とか
名前の由来は諸説あります。
この2枚の大きな花びらのおかげで虫は
足をかけて悠々と蜜を吸うことができます。

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庭を出て山道を歩いていると何やら泡がいろんな草の茎についています。
洗剤があるわけでなし・・・
これはアワフキムシの仲間です。セミに近く、泡に隠れて
草の汁を吸っています。こちらは泡からお出ましいただいたところ。

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絡まり合うヤエムグラはいよいよ茂ってもじゃもじゃと広がっています。
これも遊ばない手はないと、小さなアクセサリーに。簡単無料でオススメです。

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庭に戻って崖のお話をしていると、にわかにざわざわ。
崖に花が咲いている...との声。
なんと、ケイワタバコがもう咲いていました。
例年6月に咲くところ、早い年よりさらに1週間くらい前倒しです。
何もかもが早く咲く年ですね。

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さて、お待ちかねのおやつは、フォンフォンシフォンさんの
ふわっふわシフォンケーキ。あっという間に消えてなくなる柔らかさ。
お茶は、ユズの若い葉を採って、熱湯を注いだだけのユズの葉茶。
いましか味わえない味です。

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次回、6月19日(日)は、ケイワタバコが残っててくれればいいな。
あと、ヤマユリがいい感じで咲いているはずです。お楽しみに!
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