STORY

【たからの庭】のヒストリー

浄智寺さんの敷地の奥に、人知れず佇んでいた古民家。 私たちと出会う前の「たからの庭」は、一体どんな場所だったのか。 私たちが「たからの庭」をどんな風に開拓し、再生してきたか。 写真と文章でお伝えしてい...

1.鎌倉市山ノ内 字金宝山

 鎌倉時代の浄智寺は、今の円覚寺に匹敵するほどの規模があり、【たからの庭】の敷地もその境内の一部でした。浄智寺は室町時代まで隆盛を極めましたが、江戸時代に鎌倉が衰退し海沿いの寒村となるに従って、この一...

2.「東勇作バレエ團」

 女性陶芸家である久松昌子氏が当地に窯を築いたのは、昭和10年頃。  この古家が建てられたのは昭和15年。ろくろ廻しの名人と言われた小城久次郎氏が窯場に住み、久松さんは東京から通われていたそうです。久...

3.「鎌倉陶園」

 戦後、仕事を再開した久松さんのもとには、日本の陶器に興味をもった外国人が多数訪れました。昭和21年には、画家の藤田嗣治(ふじた・つぐはる)氏の訪問を受け、フランス風のディナーセットの製作を請け負った...

4.「たからの庭」として

 その後、久松さんのお孫さんにあたるご夫妻が当地を継がれ、別荘として丁寧に維持されてきましたが、ご高齢のため数年前に浄智寺に借地をお返しになりました。  これだけ敷地が広いと草刈りだけでも大変な労力で...

5.みんなの古民家

 「たからの庭」のコンセプトは「みんなの古民家」です。  便利で安全な生活に慣れてしまった若い世代には、「古民家」という響きは一種の「あこがれ」の対象になっていますが、実際には、古家や庭の維持には考え...