2.「東勇作バレエ團」

 女性陶芸家である久松昌子氏が当地に窯を築いたのは、昭和10年頃。
 この古家が建てられたのは昭和15年。ろくろ廻しの名人と言われた小城久次郎氏が窯場に住み、久松さんは東京から通われていたそうです。久松さんは昭和11年に国画会に入選し、徐々に頭角をあらわしていきます。朱の地に白と金で細かい花模様をなした鉢などゴージャスな作風でしたが、戦争により一時、陶芸の仕事を中断することに。

 その間、窯のある建物は、日本のバレエの先駆者、東勇作(あずま・ゆうさく)氏の稽古場として使われていました。昭和2年、鎌倉でエリアナ・パブロバの内弟子となった東さんは、昭和10年に独立して「東勇作バレエ團」を設立。昭和16年、東劇で『レ・シルフィード』『牧神の午後』など、日本で初めてのクラシック・バレエの上演を行ったことで知られています。また昭和21年8月、『白鳥の湖』の日本初演時には王子役をつとめました。
 生徒さんの数が増えたので、のちに、母屋の手前にバレエの稽古場を作って教えていたそうです。
 >>チャコットWEBマガジン「東勇作』

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*現在ミニキッチンになっている部分には、電動ろくろをが埋まっていました。ろくろは運び出して、庭のオブジェになっています。

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*別棟に残るのぼり窯です。できることなら、いつの日か火をいれてみたいと思っています。

(2010/01/04)

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